これが初めてではない。ある不動産屋から受けた”差別”を告白




 

差別を受けた。

 

僕は不動産屋で健常者が普通に受けられるサービスを受けられなかった。

車椅子ユーザーということを伝え、自分の希望を言うと、全くその不動産屋は対応してくれなかった。

 

もちろん、健常者とは要望が違うので探すのが難しいのはわかってる。

それでも少しの希望を持って相談したが、そこの不動産屋はサービスを提供せず、拒否した。

もしかしたら「めんどくさい客だな。」と思って、客を選んだのかもしれない。

 

その時、僕ははっきりと”差別を受けた”と感じた。

 

不動産屋とのやりとり

 

車椅子で住める賃貸物件を探していて、ある不動産屋に電話で問い合わせをした。

 

「ネットに掲載してある平屋の〇〇という物件なんですが、私車椅子で、大家さんに入り口の階段をスロープに出来ないか聞いていただけませんか?費用を出すので。

それでもし可能なら駐車場にカーポートもつけたいのですが、、、。」

 

そのようなことを不動産屋の女性に相談。

 

すると”聞いてみる”ということだったのでそこでの電話は終了。

名前と電話番号を聞かれた。

 

 

 

 

 

しかし、1週間待っても連絡来ず。

堪らず電話をしてみてどうなったか聞いてみた。

電話口には違う男の人が出て、先日電話をしてこれこれこうなんですがどうでしたか?

と尋ねた。

 

すると男の人は確認してみるといって電話口から離れ、僕の予想では担当した女性が電話口に出ると思ったがまた同じ男の人が出て、

そのようなことは難しいと言われた。

 

「そうですか、わかりました。」

 

 

本当に大家さんに聞いてくれたのか正直疑問だったけど、その時は電話を切った。

 

 

 

 

 

そして後日、

またネットで見つけた気になる物件がたまたま同じ不動産屋が取り扱っていたので、また電話で問い合わせてみることに。

 

すると、1回目の女性が電話口に出た。

 

先日相談した車椅子のものなんですが、またネットで気になる物件を見つけまして、また大家さんに相談していただけないですか?

ここなら階段はないので簡単なスロープを設置すれば大丈夫だと思いますし、あと出来ればカーポートを設置できるかどうかも、、、」

 

女性「難しいですね。基本的に大家さんはそのまま貸したいので。それにそのような改装した後に問題になったりして揉めたくないので。」

 

「そこをなんとか、もちろん出る時は元通りに戻しますし、大家さんに気に入って頂けたらそのまま残しても良いですし、車椅子で住める場所がなかなかなくて、大家さんとの交渉でどうにかならないものでしょうか?」

 

女性「難しいですね。そういった交渉は無理だと思います。」

 

「そうですか、、、。それなら他で、私のような車椅子で住めそうな物件はないですかね、、、。」

 

女性「うちでは取り扱っていません。」

 

「、、、え、、、。1つもないですか?」

 

女性「はい。」

 

「、、、わかりました。

、、、それではこれは相談なんですが、私のような車椅子の人は他でどういった物件を探していけば良いでしょうか?このままだとどこも見つかりそうにないので。」

 

女性「車椅子で住める物件はなかなかないですね。難しいと思いますよ。」

 

 

私「、、、そうですかわかりましたどうもありがとうございました。」

 

 

 

 

 

おそらく初めに問い合わせた物件の大家さんにも聞いていないだろう。

だから折り返しの連絡もない。

最後に電話した時には大家さんに交渉を試みもせず、自分の意見を言うだけ。

僕の状況を聞いたり、何かしらの提案もない、

とにかく何も対応されず、弾かれた

 

僕にはその女性が”対応するのがただめんどくさかった”ということでしか思えなかった。

実際、その後ネットで見つけた入り口にスロープのあるマンションをその不動産屋が取り扱っていた。

そうゆう物件を提案されることもなかった。

 

もちろん忙しいのであれば待つことも出来る、急いで探してくれといっているのではない。

 

不動産屋の仕事は、人を選んで、大家の好む入居者を探すこと。

他にもっと良い入居者が現れる。

そう判断されて僕は切り捨てられたのだろう。

 

後からわかったことだが、女性はその不動産屋の代表取締役だった。

 

無知から生まれる差別

 

これが初めてではない。

12年前に車椅子ユーザーになってから、何度か障害や車椅子を理由にサービスを受けられない、このような差別を受けてきた。

 

ただ、何度かそのような場合でも事情を粘り強く説明すれば受け入れられる事もある。

 

例えば飲食店で

「うちは段差があってバリアフリーではないから受け入れられない。」

と言われたとしても

「一段二段の段差なら連れがいて越えることが出来るのでお願いできますか?」

と交渉すれば受け入れてもらえる事もある。

 

つまり事業者は何も知らず、ただ

”めんどくさそうな客だな”

と思ってるから受け入れないのではないだろうか。

 

それなら僕らも自分のことを知ってもらう努力をしなければならない。

一度知ってもらえれば後から来る客にもその事業者は対応の仕方がわかるのですんなり受け入れるかもしれない。

 

差別は無知から生まれるものなんだと思う。

 

 

 

ただ、

 

もうその女性の不動産屋に問い合わせることはないだろう。

 

そして次に向かう不動産屋には電話ではなく、直接店舗に出向き、顔を合わせ、

自分を知ってもらう努力をしようと思う。

 




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ABOUTこの記事をかいた人

ユウシン

12年ほど前、オーストラリアの田舎町、大木に車で突っ込んで頸髄を損傷。 頸髄損傷の四肢麻痺車椅子ユーザー13年目。 体に障害がある方、特に脊髄損傷、頸髄損傷向けの情報をブログやYouTubeで発信中。 一緒に障害がある暮らしを楽しみませんか?