車椅子ユーザーが賃貸住宅で一人暮らしをするために必要な準備とは?

車椅子ユーザー歴11年。

この度事故ってから11年に渡る実家暮らしを卒業し、一人暮らしをする決意をいたしました。

 

これまで両親にお世話になっていたけど、両親の高齢化もあって負担を抑えたいし、将来的にも今のうちに一人暮らしをしておけるようにしたいと思ったから。

もう少し早く決断しておけば良かった、、、

 

車椅子の知人で一人暮らしをしている人もいるので、ヘルパーさんとかをうまく利用していけばなんとかなると思うんです。

掃除、洗濯、食事、お金、、

ちなみにお金がたくさんあるわけではなので賃貸での一人暮らしを考えています。

不安なことはまだ沢山あるけど、一つ一つハードルを乗り越えて一人暮らしを達成させます!

 

そしてこのブログでそれまでの道のりを記していきたいと思います。

僕の他にも、車椅子ユーザーで一人暮らしを考えている人の参考になれば嬉しいです。

まず今回はザックリめで車椅子ユーザーの一人暮らしについて考えていきたいと思います。

 

まずは自分自身の能力を把握

僕は頸髄損傷、いわゆるレベルがC6というらしく

胸から下が完全に麻痺、上腕三頭筋が効かないので腕を伸ばすことはできないし、握力もゼロなのでものをつかむことは出来ません。(指を使って引っ掛けるようなことは出来る)

 

普段の生活はというと

食事 全介助(料理という意味で自分で食べれます)
掃除 ほぼ全介助(整頓くらいはする)
洗濯 全介助
入浴 自立(浴室が車椅子ほどの高さになっていて、移乗してシャワーのみ。浴槽には浸からない)
車の運転 自立(実家はカーポートがあるのである程度雨でも安心)
買い物 軽いものなら自立
トイレ  自立(排便管理が最近出来るようになったんですよね!詳しくは↓)

 

トイレとテキスト

排便、便失禁で悩んでいる人は必読。PECって知っていますか?

2018.05.22

【PEC】盲腸瘻(盲腸ポート)を造設してから2ヶ月の感想

2018.06.20

 

 

こんな感じで現在僕は生活しています。

だからご承知の通り、いきなり普通のアパートとかに住めと言われても無理なんですよね。

 

どんなに頑張っても無理。

 

体が不自由で一人暮らしを考えているのなら、まずは自分の能力をしっかり把握することが大事。

ということで、今回一人暮らしという目標を達成するために、ヘルパーサービスを利用することを前提に考えていこうと思っています。

 

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現在想定している問題と解決策

審査

何と言っても”借りる”わけだから、貸してくれる人の了承が必要。

大家さんもいろんなタイプの人がいると思うので、部屋が車椅子で汚れるとか、なんとなく不安だという理由で断る人もいると思うんですね。

でも根気強く寛容な大家さんを見つけるしかない。

審査が通るように、想定される大家さんからの質問には答えられるようにしておく。

例えば車椅子で床が傷つかないかとか、下の住人に迷惑がかからないかとか。

もし問題があるのなら対処法をしっかり考えておきます。

 

段差

駐車場から玄関まで、そして玄関の中、ベランダに出るところ、浴室に入るところ、段差は車椅子ユーザーにとって大敵

バリアフリー対応のマンションとかでない限り必ず段差はあるので、出来るだけ段差の低い物件を探してスロープを付ける。

ベランダはあまり出ることはないと思うので必要な時はヘルパー利用時に頼む。

 

食事

基本的にはヘルパーにお願いし、冷蔵庫に作り溜めしておいてもらう。

冷蔵庫からものを取り出すレンジでチンする、程度のことが出来れば食事を済ませれる。

洗い物はヘルパーにお願いする。

 

入浴

浴室は入り口に段差があるところがほとんどなので、シャワーキャリーを利用することは不可能。

浴室に移乗台を設置して車椅子から直接浴室に移乗できるようにする。

賃貸での一人暮らしを考えているので大まかな工事をせずにサイズをぴったりと合わせて移乗台を設置したい。

ネットで調べると注文したサイズで製作してくれるようなのでそこを利用しようと思う。

 

 

洗面所

実家では車椅子が正面から入れる洗面台を利用していて、入浴しなくてもそこで頭を洗ったりすることが出来た。

同じことを賃貸でするとなると洗面台ごと変える必要がある。

まず、洗面台を変えてもいいか大家さんとの交渉が必要。

そしてそもそも洗面台が高価なので予算が合うかどうか。

妥協点を見つけていくことになるかもしれない、、、

 

トイレ

これが最大の課題。

実家では浴室に便器が設置してあったので、トイレで排便を済ませた後、そのままシャワーを浴びることが出来たのでスムーズだった。

しかし、賃貸のユニットバスは狭すぎて移乗台をうまく設置するのは難しいように感じる。

なので普通にバストイレ別の物件を探してトイレにも移乗台を設置して用を足すか、

もしくは浴室に用を足せる場所を作って、後で便器に持って行って便を流すようにするか。

今のところ可能かどうかが曖昧なので検討中。

 

掃除

できる範囲は自分で行い、自分で手の届かない所はヘルパーに頼む。

 

洗濯

ドラム式洗濯機があれば乾燥まで自動でやってくれるので自立可能。

 

買い物

自立は不可能ではないと思うけど、買った荷物を自分で運んだりするのは時間がかかるので、宅配サービスやヘルパーをうまく利用して対応しようと思う。

 

駐車場

車を所有している場合は駐車場の確保も必要。

まずは玄関から駐車場へのアクセスで段差がある場合、スロープを設置。

また、雨が降った時は濡れて車椅子から車への移乗が困難なので、カーポートもしくはマンションで一階や地下が駐車場になっている物件を選ぶしかない。

それじゃないと雨が降ったら外出できないということになるのでそれは不便すぎる。

 

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まとめ

こうやって一通り考えると普通のいわゆるアパートは入り口の段差が高い印象だし、駐車場も条件に合うところは難しいと思う。

そうなるとマンションが第一候補だけど一軒家の賃貸も条件が合えば良いので検討しておこう。

 

課題はトイレと洗面所、駐車場の部分。

その他はヘルパーをうまく利用していけば対応できそう。

とりあえずまだ1日に何回、何時に利用するかなどのスケジュールは立てていないので、今後ヘルパーの利用の仕方などと合わせて記事にしていきたいと思う。

購入しなければいけないものもたくさんあるので、今のうちにお金を貯めておこう。

 

一人暮らしをすることのメリット

といった具合に見ていくと、課題も多いしお金もかかりそうなのでネガティブになりがち。

ここで最後にポジティブな部分に触れておきたいと思う。

 

一人暮らしをするとどんないいことがあるのか?

 

  1. 自信がつく
  2. 将来の不安が和らぐ
  3. 親の負担が減る
  4. 友達を気軽に家に呼べる
  5. タコパができる
  6. 鍋パができる
  7. 彼女を家に呼べる

 

一人暮らしをすればこんなに素晴らしい生活が待っているんだ!!

 

以上、ご視聴ありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ユウシン

12年ほど前、オーストラリアの田舎町、大木に車で突っ込んで頸髄を損傷。 頸髄損傷の四肢麻痺車椅子ユーザー13年目。 体に障害がある方、特に脊髄損傷、頸髄損傷向けの情報をブログやYouTubeで発信中。 一緒に障害がある暮らしを楽しみませんか?