握力がない車椅子ユーザーにおすすめのハンドリムはこれ!




 

こんにちはユウシンです。

車椅子のハンドリムがボロボロになってしまっていて、そろそろかえようかなと思っています。

それでタイミング良くご縁があって株式会社テレウスさんで取り扱っているT-Gripというハンドリムをお借りすることができたので、試してみることにしました。

僕のように頸髄損傷で手に麻痺がある人はハンドリム選びがとても重要です。

少しの差で車椅子の操作のしやすさが大きく変わってきます。

ということで今回は、そのT-Gripともう一つテレウスさんで取り扱っているブラックラバーハンドリムの紹介をします。

車椅子ユーザーの方、特に僕と同じような頸髄損傷で握力のない方は是非参考にしてみてください。

 

 

今までのハンドリム

 

今まで僕が使っていたハンドリムは、ニッシンさんで取り扱っていたゴムコーティングのハンドリムです。

摩擦も強くて、気に入っていたので何度も買い替えて10年くらいお世話になっていたんですが、販売店さんによると、なぜか今は取り扱いがなくなってしまったみたいなんです。

だから次にお世話になるハンドリムを探していたところで、それでタイミングよくT-Gripを借りることができました。

 

 

ブラックラバーハンドリム

 

実は、T-Gripを借りる少し前に、同じテレウスさんで取り扱っているブラックラバーハンドリムをすでに購入していました。

ブラックラバーハンドリムは、まず表面はまさにゴムの表面で見た目はマット、僕は握力がなくハンドリムに手のひらを当てて車椅子を漕ぐんですが、このハンドリムは滑りにくいのでしっかりと力がハンドリムに伝わります。

細かく言えば、今まで使っていたニッシンさんのゴムコーティングハンドリムと比べると少しだけ摩擦は弱いような気がしますが、個体による差があるかもしれませんし、質感はほとんど同じような感じです。

それでリム間隔は7mmの固定。

 

 

今まで使っていたハンドリムは親指がギリギリハンドリムの内側に入るくらいだったんですが、7mmだと狭すぎて親指を入れることができません。

 

 

握力がない僕の場合はリム感覚が広い方が好みで、それは広い方が手のひらで上から押さえつける力が伝わりやすかったり、親指を入れて引っ掛けて漕ぐことができるからです。

だからこの7mmのリム感覚だと少し狭くて漕ぎにくいかなと感じましたが、まあでもこのくらいなら慣れればなんとかなるかなと思っています。

ということで、このブラックラバーハンドリムは僕にとっては少しだけリム間隔は狭いと感じましたが、表面は摩擦が強く、握力がない方に向いているハンドリムだと思います。

 

 

T-Grip

 

そして今回お借りしたT-Gripなんですが、こちらのリム間隔は13mmと20mmで調整することができて、13mmで今回お借りしたんですがこの間隔だと親指が内側に引っかかるほどの間隔です。

20mmで調整すれば親指が内側に入り込めるくらいになると思います。まあ13mmでも親指が引っかかるので僕は漕ぎやすいかなと感じました。

 

 

それで、表面の見た目は光沢があって、ビニールのような感じ。

例えていうなら定番のよくあるゴム長靴の表面のような感じです。

触った感じはブラックラバーハンドリムとはまた違った感触なんですが、表現は難しいですが大袈裟にいうとベタッとして引っ付くような感じ。

摩擦はもちろんかなり強く滑りにくいです。

僕は今までこのような表面に光沢がある感じのハンドリムは使ったことがなかったんですが、これも摩擦が強くて、僕のように握力がない人は漕ぎやすいかなと感じました。

なんといってもT-Gripはリム間隔が広めだし、2段階で調整できるところがありがたいです。

 

 

僕の場合車椅子からベッドとかに移乗するときにハンドリムに手を置いて力を入れるのでそういった場面でもリム間隔は広めの方が生活がしやすいです。

ということでこのT-Gripも握力がない僕のような車椅子ユーザーに向いているハンドリムだと使ってみて感じました。

 

 

比較

 

ブラックラバーハンドリムとT-Grip、どちらも摩擦が強く滑りにくいので、どちらも握力がない車椅子ユーザーに向いているハンドリムだと思います。

違いは表面の質感とリム間隔で、表面の質感は僕は今までマットなものをずっと利用していたので慣れているという理由でブラックラバーハンドリムの方が好みではありますが、正直リム間隔は広めの方がいいので、その点T-Gripのように調整できるとありがたいです。

さらに重量を調べてみると、ブラックラバーハンドリムが820gでT-Gripが540gと、T-Gripの方がかなり軽いことがわかります。

ハンドリムの重さは普段車を利用していて、頻繁に車椅子の積み込み積み下ろしをする人なら結構気になるところなんじゃないかなと思います。

280gの違いはかなり大きいです。

最後に価格についてですが、これは販売店さんにもよるとのことだったんですが、だいたいブラックラバーハンドリムが、28000〜30000円、T-Gripが18000〜20000円ということでした。

ということでT-Gripとブラックラバーハンドリムを比較するとこんな感じになります。

まとめておきますので是非ゆっくりご覧ください。

 

 

ちなみに僕は今回T-Gripを使ってみて気に入ったのでさっそく注文することにしました。みなさんにも是非おすすめです。

 

ということで以上、同じ車椅子ユーザーでハンドリムにお困りの方は参考にどうぞ。

今回はこれで終わり、本日ものんびり車椅子漕いでいきたいと思います。

 




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