寒くなってきましたね〜。
車椅子のフレーム、キンキンに冷えていません?
秋、冬の防寒対策って大変なんですよね。
ただでさえ体が不自由なのに着るものが増えて動きづらくなっちゃうんで。
それにこの時期の靴も結構悩まないですか?
できればブーツとか履きたいんですけど下肢麻痺だと足が動かないのでうまく履けないですよね。
僕はハイカットのブーツを何度か挑戦したんですが、何度やっても無理でした。
でもね、見つけたんです。
足が麻痺していても履けるあったかそうな靴。
それが「UGG」。
僕はこのUGGの靴を現在冬用は2足所有して愛用しています。
車椅子ユーザーにめっちゃおすすめですよ。
今回はそのUGGの靴についておすすめする理由を書いていきたいと思います。
UGGとは?
アグ(UGG)は、1978年、南カリフォルニアでオーストラリア人サーファーが立ち上げたシューズブランド。
オーストラリア出身の彼が強い愛情を持っていたのがシープスキン。UGGの象徴である肌触りの良い上質なシープスキンで作られたシューズは、80年代の南カリフォルニアのカルチャーシーンで人気を博す。暑い夏でも湿度の低いカリフォルニアでは、快適に履けるシープスキンブーツ。海から上がってすぐに素足で履ける気持ちの良いシューズとして瞬く間に定着。
UGGはムートンブーツで有名なんですが、それ以外でもいろんな種類の靴があるし、服も取り扱っています。
基本的にはウール、ムートン素材を利用した靴が多い印象です。
UGGの靴をおすすめする3つの理由
1、足が麻痺していても履きやすい
UGGはウール、ムートン素材を使っている靴が多くて、秋冬の寒い時期にぴったり。
僕の場合は足が麻痺している車椅子ユーザーなので直接暖かさを感じるわけではないけど、明らかにモコモコ感が防寒対策として頼れる。
それで色々種類があるUGGの靴の中でおすすめなのが浅いタイプの靴です。
なぜかというと、足が麻痺しているとハイカットのブーツってとっても履きにくいから。
どうしても足を入れていくと指が丸まってしまって奥まで入らないんですよね。
でもUGGならローカットのものでモコモコのウールがついた暖かそうな靴があります。
僕が所有しているのはUGGのKENTONというタイプとASCOTというタイプ。
KENTONはかかとが柔らかいのでかかとを折って履いて、後でかかとを戻せばすぐに履けます。
僕は握力がないので折れたかかとを手で戻すことは難しけど、細い棒のようなものを使ってヒュイっとやっています。
ASCOTは踵が硬いけど靴自体がかなり浅めにできているので、これもまた簡単に履けちゃいます。
ただ、かなり浅いのでかかとをどっかに引っかけてしまうと脱げやすいという弱点があるので、出来るだけサイズはぴったりなものを選んだほうがいいと思います。
ちなみに下の写真はKENTONを履いた時のもの。
僕は基本的に靴下は履かないタイプです。(秋に撮ったもの。冬はさすがにに靴下履きます。)
2、褥瘡(床ずれ)予防になる
そうそう、これが一番大切なところで、靴のなかにはウールがつめこまれているから履いた時には暖かく、しかも通気性もよく出来ているので褥瘡予防にはぴったりの靴なんじゃないかな。
僕の場合は春秋も裸足でUGGのこの靴を履いてます。
ウールが靴下替わり。
結構な期間裸足で履いてるけど全然臭くならないですね、不思議。
普通の靴だと蒸れて臭くなったりするんですけど。
僕は事故で入院していた時は看護士さんが似たようなモコモコした靴を作ってくれてそれを履いていました。
今の僕の家のベッドにも羊の毛のマットが足もとに敷いてあって、足のかかととかが赤くなるのを防ぐ対応とかしています。
ウール最高。
3、正直とにかくおしゃれ
とにかく、これ可愛いですよね。
いくら機能性が良くてもダサかったら履く気にならないんですけど。
UGG履いてたらどうやったってダサくなる心配はないです。
メンズもレディースもいろんな種類があるし、カラーバリエーションも豊富で何足も持ちたくなります。
それにデザインがシンプルで何年履いていても飽きないし、何年履いていても古さを感じないんですよね。
車椅子ユーザーあるあるだと思うんですけど、靴何年履いても全然悪くならないですよね?
UGGなら来年も再来年もその次の年もずっとお気に入りの靴になると思います。
あと、ウール付きの冬用靴以外でもサンダルとかスニーカーも豊富にあるので夏にもUGGおすすめですよ。
僕は夏用の靴も3足持ってます。
中には7年くらいずっと履いてる靴もありますね、いまだに現役だしお気に入りです。
まとめ
あったかくて履きやすい、しかも褥瘡予防にもなっておしゃれ。
こんな車椅子ユーザーにぴったりな靴って最高だと思うんです。
UGGは車いすユーザーのためにある靴だと言っても過言ではありません。(過言)
この冬、一足あなたの靴ラインナップに入れてみてはいかがでしょうか?