ウィルチェアーラグビー(車椅子ラグビー)の漫画「マーダーボール」もう読みました?
最近、世界選手権でも優勝して素晴らしい活躍をしている日本のウィルチェアーラグビーですが、実は漫画になってるんですよね。
車椅子スポーツの漫画なら車椅子バスケの「リアル」が結構有名だと思いますが、
ウィルチェアーラグビーの「マーダーボール」もマジで面白いのでおすすめです。
それで今回はその漫画「マーダーボール」の魅力をネタバレしない程度に紹介していきたいと思います。
車椅子ユーザーでまだ読んでいない人は是非参考にしてみてくださいね。
漫画「マーダーボール」の魅力
その1、車椅子ユーザーにとって共感できる話題がたくさん
ウィールチェアーラグビーの漫画ですからね、もちろん登場人物に車椅子ユーザーが出てくるわけです。
なので車椅子ユーザーにとって「あるよねー」っていう話題や出来事がどんどん出るのでめっちゃ共感できます。
あんまり無いですよね、車椅子ユーザーが主人公の漫画って。
「リアル」とか、最近映画で話題になっている「パーフェクトワールド」ぐらい?
漫画もそうなんだけど最近、車椅子ユーザーが出るドラマや映画が増えているような気がします。
良い傾向。
「マーダーボール」は車椅子ユーザーの日常にある不便に感じていることや悩みや葛藤なんかもリアルに描かれているので、当事者は自然に感情移入しちゃいます。
結構リアル。
綺麗な部分だけではなくて、車椅子ユーザーの暗い部分もちゃんと描かれています。
こうやって漫画やドラマや映画にどんどん露出していって、少しでも車椅子ユーザーのことを理解してもらえると嬉しいですよね。
その2、主人公のアサリちゃん
それで「マーダーボール」の主人公なんですけど、これがまた意外にも女の子。
名前は海野アサリ。JK。
そして交通事故で下肢麻痺になった車椅子ユーザー。(詳細はまだ判明していない)
ある日、これまた車椅子ユーザーの男の人にナンパされて体育館に連れてこられ、ウィールチェアーラグビーと出会う。
それでどんどんハマっていくんですけど、あんまり詳しく書くとネタバレしちゃうんで控えます。
とにかくこのアサリちゃんが破天荒。
困難な場面になると笑ってしまうタイプ。(悟空タイプ)
僕も中途障害なんでアサリちゃんの気持ちがすごくわかるんです。
車椅子ユーザーになって諦めなくちゃいけないこととかあったりする訳ですよ。
それを諦めて切り替えて新たな道にすぐ行ければいいんですけど、そう簡単にはうまくいかないんですよね。
新たな道に一歩踏み出すには、心に響く、熱を注げる何かが必要で
それがアサリちゃんにはウィルチェアーラグビーだったんですね。
実は現実のウィルチェアラグビーの日本代表にも女性がいます。
そしてアサリちゃんと少し共通点があったりします。
著者の肥谷圭介さんが取材していく中で参考にしたんでしょう。
だから「マーダーボール」で描かれていることは現実にも起こっている可能性があるんですよね。
ますますリアルで面白いし、現実のウィルチェアーラグビーも見たり、体験したくなります。
その3、ウィルチェアーラグビーのことがよーくわかる
ウィルチェアーラグビーのルール知ってます?
この漫画「マーダーボール」を読んでいくと所々で説明してくれるので、読んでいくうちに段々とウィールチェアーラグビーのルールがわかってきます。
ルール以外にも戦術面であったり、ラグ車と呼ばれるラグビー専用の車椅子の造りであったり、色々と説明してくれるので読んでいけば結構な知識がついてきますよね。
となれば、今度は現実のウィルチェアーラグビーも見たくなるわけです。
是非、漫画を読んで本物の、生のウィルチェアーラグビーを見に行きましょう。
生でぶつかる音を聞くと本当に震えますし興奮しますよ。
それで是非ラグ車に乗せてもらって、選手にぶつかってもらってください。
これは絶対に体験するべき。
かなり面白いアトラクションです。
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ウィルチェアーラグビー(車椅子ラグビー)について
最後に少しだけ現実のウィルチェアーラグビーのことに触れておきます。
漫画のタイトルにもなっている「マーダーボール」とはウィールチェアラグビーの別名で、直訳すると「殺人球技」。
ぶつかったっり、ひっくり返ったり激しいスポーツなので北米の人たちがこの別名をつけたようです。
ウィルチェアーラグビーはカナダが発祥。
パラリンピックにも採用されていて、2016年のリオパラリンピックではオーストラリアが金メダル、アメリカが銀メダル、そしてなんと日本が銅メダルを獲得しました。
2018年の世界ランキングは
1位オーストラリア 2位アメリカ 3位日本 4位カナダ 5位イギリス
そしてそして、な、なんと!
2018年の8月に行われた世界選手権では日本が優勝!
頂点に上り詰めました。歴史的快挙です。
2020年の東京で行われるパラリンピックにも期待が膨らみます。
どんどん試合を見に行って応援して盛り上げていけば、必ず金メダルを取れると思います。
絶対に応援の力が必要!
そして車椅子ユーザーの人で体験したことが無い人は是非体験してみるべき。
日本のウィルチェアーラグビーの選手人口を増やしていけばどんどん強くなるし、面白くなるはずです。
しかも、ウィルチェアーラグビーは健常者の人も問題なくプレイできるし楽しめるんですよね。
それが魅力で健常者も障害者も一緒になって楽しむ事ができます。
これはなかなか他のスポーツには無い事だと思います。
まとめ
漫画「マーダーボール」は2020年の東京パラリンピックを楽しむために是非読んでほしい。
ウィルチェアーラグビーの日本代表も日本で開催されるパラリンピックという事でかなり気合が入っているはずです。
金メダルを目指して是非みんなで応援しましょう!
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