体が不自由で車椅子を利用していると、ものを管理するってことがとても大変。
特に僕のように手にも麻痺がある場合、自分で管理するためには、しっかりと整理するってことが大事だと長年生活してきて感じています。
そこで、今回は手足に麻痺があって車椅子で生活している僕が、普段、部屋を整理する時に意識しているポイントを5つほど紹介していきたいと思います。
1、服はできるだけ畳まずにハンガーにかける
手に麻痺があると服を畳むのにとても時間がかかります。
それに畳んでその服を重ねていった場合、下の服をとるのはとても難しいし、取れたとしても上にあった服がごちゃごちゃになって、結局それもまた時間をかけて畳んでいたらすぐに日が暮れてしまいます。
だから、服はできるだけハンガーにかけておいた方が畳む手間も無くなって、それに服を選ぶ時にも、選びやすいと感じています。
2、収納容器は手で引っ掛けられるものを使う
ものを整理するためには収納容器が不可欠だと思うんですが、どういった形状のものを使うかってことがとても大事だと思っています。
手に麻痺がある僕が選んで使っている収納容器は、穴の空いたものなど指に引っ掛かる部分がある形状のもの。
そう言った形状のものだと、指に引っ掛けて引き出しやすかったり、少し低い位置にあるものでも膝の上に持ち上げることができるので扱いやすいかなと思っています。
3、床にものを置かない
車椅子で生活し、さらに手にも麻痺がある僕にっとって、床に落としてしまったものを拾う作業は相当なストレスになります。
だから、僕の部屋では床に一切ものを置いていません。
それに、床に物を置いてごちゃごちゃしていると、掃除する時にも邪魔になって、効率よく掃除ができません。
どうしてもスペースがなくて床に置かなければいけない場合は、できるだけ使う頻度の低いものを置くようにして、そして、容器に入れて膝の上に持ち上げられるように工夫することが必要なのかなと思ってます。
4、頻度で分けて整理していく
当たり前かもしれませんが、効率的に管理するためには毎日使うものは取りやすい場所に配置して、そして段々と手の届きにくい場所に行くに従って、使う頻度の低いものを配置していくということが大事。
ラックなら手の届きやすい胸から腰の高さの段には使う頻度が高いものを。
そして足元の低い位置には使う頻度が低いものを配置していくと言った感じです。
そして使う頻度が最も低くて、年に一度使うか使わないかくらいのものは、最悪自分で手が届かないところでも、誰かに手を借りてとってもらうくらいの場所でもいいのかなと思っています。
5、ものはできるだけ増やさない
最後に言いたいことは、結局ものはできるだけ増やさないってことが大事だということ。
結局、ものが増えれば増えるほど管理する手間も増えていって、そうやって気づけばどんどんと自分の時間が削られていきます。
逆にものが少なければ管理する手間も減るので、そのぶん自分が好きなことに時間をかけることができます。
体が不自由な僕らの場合は特に、一つ一つの作業に時間がかかるので、それが顕著に現れてくるんじゃないかと思っています。
身の回りを整理していくと、自分に必要なもの、不必要なものを明確にすることができるので、整理しながら生活することは、逆に、ものを増やさないようにするためにも必要なことだと感じています。
最後に
以上、僕が普段、部屋を整理する時に意識しているポイントでした。
体が不自由な人の場合は特に、自分で管理しやすくするために、身の回りを整理することは大切だと思っています。
今回の内容が少しでも参考になれば嬉しいです。
https://youtu.be/jWDCtGqRbMY