事故で死にかけたのに変わらないバカな性格を認めようと思う




世の中にはバカな人っていますよね。

僕のことなんだけど。

死にかけた経験があるのに学習もせずに同じようなことをやってしまうバカ

今回はそんな人間を紹介したいと思います。

 

オーストラリアの地で九死に一生を得た

死にかけたんですよ、オーストラリアの田舎町で。

車で大木にゴーンって、正面からぶつかって。

 

ほとんど人がいるスペースなんてないようなボコボコの車の中で気絶していたんだけど、遠くから声が聞こえてやっと目が覚めた。

 

そしたらさ、体が全然動かないんだよね。

 

もちろん足は動かないし、腕がかろうじて挙げれただけだったと思う。

頭は危ないから動かすなって言われたから動かさなかった。

 

それからレスキュー隊がぐちゃぐちゃの車から出してくれて、担架で酸素マスクらしきものをつけられ、そのままヘリに乗って都会の大きい病院に連れて行かれました。

 

こっからの記憶がちょっと曖昧。

覚えているのは小部屋で話をした時の事。

医師が何人かと看護師が何人か、そして通訳の人などがいたと思う。

たしか先生が今の体の状況を説明してくれて、結局、手術をしなければいけないと言っていた。

それで手術では

亡くなる可能性も30%ほどあります

という事も説明された。

 

それから両親に電話。

「今から手術受けるから。」という報告をした。

そして泣きながら「ごめんね」と言ったのを覚えている。

 

変わらないバカな性格

と、まあこんな経験があるんだけど、このときはだいぶ死というものに近づいたんじゃないかと思うんですね。

あと一歩間違えれば今ここにいなかったかも。

 

それでね、普通は九死に一生を得たんだから、考え方とか生き方とか変わるもんだと思うんですよ。

人って大きな出来事があったら変わるって思いますよね?

しかも死に直面したのならなおさら、価値観とか考え方生き方って変わるじゃないですか、普通。

生まれ変わったつもりで〜って言っている人をテレビで見た事があるし。

 

でもね、何にも変わってないんです。

バカなの?って思うぐらい。

 

もちろんそこからの”生活”は変わりました。

何にも変わっていないのは自分の”性格”。生き方。

 

過去の自分を否定していた時期もあった

事故にあって頸髄を損傷し、胸から下が麻痺、もちろん歩けないから車椅子生活

はじめの頃はうんちもしょんべんも自分で出来ないから、ただただ漏らしっぱなし。

看護師さんにお尻を拭いてもらって、ほんと赤ちゃんに戻った気分ですよ。

 

そんな状況、環境にいると自分が惨めに感じてきて、自分を責める事が多くなってくる。

「なんで事故ってしまったんだ」とか「俺はなんてバカなんだ」とか「あの時ああしておけば」、、、

目を瞑ると後悔の波が押し寄せてきて、夜眠る事もできなくなる。

 

そうなるとどうしても過去の自分を否定しようとしてしまうんですよね。

否定して、全く違う”新しい自分”を作ろうとしました。

でもそれって結局”嘘の自分”なんですよね。

 

そうやって殻に閉じこもっていた時期も確かにありました。

その時はめちゃくちゃ生きづらくて、何をしていいのかわからない状態。

自分に嘘をついているから何にも熱が入らない。

 

バカな性格は認めるしかない

そうゆう時期を乗り越えて今がある訳です。

そうゆう時期から徐々に過去の自分を肯定できるようになってきて、リハビリを重ねてまた事故る前のバカな自分に戻ってしまいました。

リハビリってのは車椅子でも体が動かなくても躊躇わず自分のやりたい事をやり続けるっていう事です。

事故に遭ってから本当の自分に戻ってこれるまで、いろんな葛藤も遭って結構な長い時間がかかりましたが、今は無事に戻ってこれたと思います。

 

だからこれから先、よっぽどの事があっても自分の性格は変わらないんじゃないかと思うんです。

実際、よっぽどの事があったのに変わらなかったわけですから。

もう認めるしかないんだと思うんですよこのバカを。

 

だからこの先もこんなバカな自分を認めてバカなりに生きていこうと思ってます。

バカは死ななきゃ治らないからね。

バカを認めて自分を愛することが出来れば、楽しい人生を送れるような気がするし。

 

おわり




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ABOUTこの記事をかいた人

ユウシン

12年ほど前、オーストラリアの田舎町、大木に車で突っ込んで頸髄を損傷。 頸髄損傷の四肢麻痺車椅子ユーザー13年目。 体に障害がある方、特に脊髄損傷、頸髄損傷向けの情報をブログやYouTubeで発信中。 一緒に障害がある暮らしを楽しみませんか?