車椅子の選び方|折り畳み式と固定式、結局どっちがいいの?




 

車椅子には折り畳んで収納できるタイプの車椅子と、折り畳むことの出来ない固定式の車椅子というのがあります。

日本国内では圧倒的に折り畳み式の車椅子を乗っている人が多いですが、アメリカやヨーロッパでは固定式の車椅子に乗っている人が多いと聞いています。

それぞれ、メリット、デメリットがあって、一概にどちらが良いとは言えないので、初めて車椅子を購入する方とかは、自分に合ったものはどっちなのか悩むこともあるかなと思います。

僕の場合は、以前は折りたたみ式の車椅子に乗っていたんですが、現在は固定式の車椅子に乗っています。

 

そこで今回は、僕がこれまでに折り畳み式車椅子と固定式車椅子それぞれを乗ってきた中で感じた、それぞれのメリットとデメリットというのを考えてみたのでそれを紹介していきたいと思います。

これから車椅子の購入を考えてる方は、もしよかったら参考にしてみてください。

 

 

折り畳み式車椅子のメリット

 

まずは折り畳み式車椅子のメリットについてですが、それは大きく2つあると思っています。

 

まず一つ目は、当たり前ですが折り畳めるので、収納が簡単なこと。

車に積み込む時であったり、そのほか交通機関を使うときなどに車椅子を収納しなければいけない時というのがたびたびでてきます。
そんな時に、折り畳み式の車椅子だと分解することもなく、簡単に場所を取らず収納することができます。

 

そして二つ目のメリットは、選べる種類の多さだと思っています。

国内では、固定式の車椅子よりも折り畳み式の車椅子の方が圧倒的に種類が多く、多くのメーカーの多くのモデルの中から自分の好きなものを選ぶことができると思います。

 

折り畳み式車椅子のデメリット

 

続いて、逆に、折り畳み車椅子のデメリットは何かというと、正直、特に大きなデメリットというのはないのかなと思っています。

固定式の車椅子と比べると劣っている部分というのはあると思うんですが、折り畳み車椅子だからというそれでデメリットに当たる部分というのはないのかなと個人的には思います。

ただ、僕が折り畳み車椅子に乗っていてちょっと微妙だなと思っていたことは、デザインの部分で、折り畳み車椅子の場合はどうしても折り畳むためにフレームが複雑になりがちなのかなと思います。

僕はシンプルなデザインのものが好きなので、そこに不満を感じていました。

一方で固定式の車椅子は比較的フレームがシンプルなものが多いので、そういった理由もあって現在僕は固定式の車椅子にのっています。

ということが、折り畳みの車椅子に関することになります。

 

固定式車椅子のメリット

 

僕が固定式の車椅子に乗っていて感じているメリットというのは大きく3つあります。

 

一つ目は乗り心地で、固定式の車椅子は一度漕いだ時に、折り畳み車椅子と比べるとより遠くに進むような感覚があります。

これは平坦な場所で比べるとおそらくわかりやすいと思うんですが、固定式の車椅子は一度漕ぐと極端にゆうとどこまでも転がっていくような感覚で、折り畳みの場合はそれよりも早く止まってしまうと感じています。

これは、折り畳みの車椅子はどうしても複雑な構造になってしまうので、抵抗になってしまう部分ができるのかなと思っていて、逆に固定式はシンプルな構造なので、抵抗になる部分が少なく少しの力でより遠くに行けるのかなと感じています。

 

そして二つ目の固定式車椅子のメリットはデザインがシンプルでかっこいいということです。

まあ、何がかっこいいと感じるのかなんてのは個人差があると思うんですが、僕個人としてはシンプルなものが好きなので、固定式のシンプルな構造が気に入っています。

特に海外製の固定式車椅子はシンプルで無駄のないデザインのものが多いと思います。

そして、そういったシンプルな構造にすることによって固定式の車椅子は重さが軽いものが多いのも特徴なのかなと思っています。

 

そして3つ目の固定式車椅子のメリットは構造上、剛性、強度があり、フレームが壊れにくいということです。だから、体重が重い欧米の人たちは頑丈な固定式のものを好むのかなと思います。

ただ、極端に体重が重かったり、激しい使い方をしない限りは、フレームが折れるというのはなかなかないことなので、折り畳み車椅子だからといって、比較するとちがいはありますが、それは大きな違いにはならないのかなと個人的には思っています。

車椅子はフレームだけではなくて、前輪、後輪、背もたれ、ブレーキなどいろんなパーツがあるので、そういうところもしっかりとメンテナンスしないと、どちらも壊れることはあると個人的に感じています。

 

固定式車椅子のデメリット

 

逆に、固定式車椅子のデメリットは何があるかというと、それは大きく2つあります。

 

まず一つ目は収納が面倒なことです。

車に積み込んだりするときに折り畳むことができない固定式車椅子は基本的には車輪を外して分解してから、積み込む必要があります。

僕は普段車に乗っていて、自分で車椅子を積み込んでいるんですが、折り畳み車椅子の頃と比べると、1.5倍から2倍くらいの時間がかかっているように感じています。

ただ、慣れればそれが当たり前になるので、その理由だけでやっぱり折り畳みがいいというふうには思っていません。

 

そして二つ目のデメリットは、海外製の固定式車椅子は値段が高いということです。

国内製の固定式車椅子はそこまで値段は変わらないと思うんですが、海外製は値段が1.5倍以上はすると思います。

固定式の車椅子に乗るなら海外製の固定式車椅子も視野に入ってきて、デザインがかっこいいものが多いのでどうしてもそっちに目移りするんじゃないかなと思います。

 

 

比較

 

ということで以上のメリットデメリットをもとに折り畳み車椅子と固定式車椅子を比較してみるとこんな感じになります。

 

収納時の手軽さ  折り畳み式 > 固定式
種類の多さ    折り畳み式 > 固定式
価格       折り畳み式 => 固定式 海外製が高い
乗り心地     折り畳み式 < 固定式
剛性       折り畳み式 < 固定式
デザイン     折り畳み式 < 固定式

 

収納時の手軽さはもちろん折りたたみ車椅子の方が有利で、そして選べる種類の多さも国内メーカーで多く扱っている折り畳み車椅子の方が有利なのかなと思っています。

価格に関しては、国内メーカーのものはさほど変わらないですが、海外製の固定式車椅子を買おうとすると費用が多くかかってくるかなと思います。

一方、構造上、乗り心地や剛性を考えると固定式車椅子の方が有利で、そして、シンプルなものを好むのであれば、デザインも固定式のものが有利なのかなと思っています。

 

 

最後に

 

最後に、個人的な意見を言うと、コスパがいいのは折り畳み車椅子だと思います。

ただ、車椅子を自分の体の一部と考えて、費用はかかるけどより良いものを選ぼうとすると固定式の車椅子になってくるのかなと個人的には思っていて、そういう理由で、僕も以前は折りたたみ車椅子でしたが、現在は固定式の車椅子に乗っています。

ということで、今回の内容が少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 




この記事が気に入ったらシェアをお願いします


車椅子での生活や自立に役立つアイテムを紹介しています!

障害で体が不自由であったり、車椅子を利用していると、自立した生活を送るのに苦労しますよね。
そんな方に、これまでブログで紹介してきた、おすすめのアイテムをまとめて紹介します▼


ABOUTこの記事をかいた人

12年ほど前、オーストラリアの田舎町、大木に車で突っ込んで頸髄を損傷。 頸髄損傷の四肢麻痺車椅子ユーザー13年目。 体に障害がある方、特に脊髄損傷、頸髄損傷向けの情報をブログやYouTubeで発信中。 一緒に障害がある暮らしを楽しみませんか?